ゆり TOP 2025.11.292025.12.01 ゆり 発声練習 〇 発声練習について 年長組では、年中組から継続してきたポイントを繰り返し確認しながら、さまざまな季節の歌を丁寧に歌っています。曲の音域(長調・短調)に合わせて音階を意識したり、リズムに変化をつけたりと、表現の幅を広げながら取り組んでいます。ポイントは以下の通りです。•音階を意識し、安定した声量で歌うための腹式呼吸を身につける•口の開け方(縦に開ける)や、声が出しやすい姿勢を意識する•リズムやテンポの変化を感じながら歌う•喉に負担をかけない、無理のない発声を心がける 合唱ベートーヴェン作曲 交響曲第九番第四楽章『歓喜の歌』 ♪『歓喜の歌』について ベートーヴェン作曲《交響曲第9番 ニ短調 作品125》は、「合唱」または「合唱付き」とも呼ばれています。今回お届けするのは、その第4楽章『歓喜の歌』です。 この曲は、第一幼稚園が50周年を迎えた際に「こどもたちの思い出に残る曲を」との思いから挑戦が始まりました。今年度もその思いを引き継ぎ、1学期から月に1度、伊藤雅紀子先生とともにドイツ語の発音や表現に丁寧に取り組んできました。また、1学期には、以前より本園の取り組みにご協力いただいている熊本大学名誉教授・平和孝嗣先生からも、ドイツ語の発音や歌唱のポイントについて、専門的なご指導をいただきました。鍵盤ハーモニカの活動では、こどもたち同士が自然に教え合い、登園後や昼食後には毎日のように『歓喜の歌』が園内に響いていました。できるようになった友だちをみんなで「すごいね!」「よかったね!」と喜び合う姿が、年長組らしい温かい光景でした。 今年度も、プログラムのトップを飾る年長組の『歓喜の歌』。どうぞお楽しみに! ※今年度も、ドイツ語指導およびピアノ伴奏に音楽担当の伊藤雅紀子先生、学園アドバイザーでD=deck奏者の米田郁子先生、打楽器奏者の木野聖子先生にご協力いただいています。 合唱YUME日和 〇 歌について 年間を通して、季節や行事にちなんだ歌を計画的に紹介しています。年長組では、歌詞の意味を深く味わいながら、より豊かな表現を目指して取り組んでいます。ポイントは以下の通りです。•歌詞に描かれている情景をイメージする•友だちと一緒に内容を考え、イメージを共有する•音程やリズムを意識して歌う 「歌うことが楽しい」「音楽って楽しい」「友だちと気持ちを合わせて歌う心地よさ」が、活動を重ねるごとにより深く感じられるよう、日々取り組んでいます。 合奏 Circle of Life ~映画『ライオン・キング (The Lion King)』より~ 〇 合奏について 年長組では、これまでの経験の集大成として、音楽会で演奏したい曲に合わせて、さまざまな楽器を組み合わせた合奏に挑戦しています。以下のポイントを意識して取り組んできました。•楽器の持ち方•演奏の方法(楽器の特性を理解し、曲のフレーズや音の強弱を意識する)•音(リズム)を合わせるための方法(他の音を聞き分けながら自分の演奏を意識する)曲のイメージを大切にしながら、「良い音」「気持ちの良い音」「曲に合った音」を目指して、友だちと協力し、自主的に取り組んできました。※合奏の取り組みには、IBの視点も取り入れています。こどもたちの主体性や協働の姿にも、ぜひご注目ください。